藤の街クリニック

検査のご案内 内容変更中

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当院では以下の検査が実施可能です。
一般的な検査だけではなく、精密検査と言われるものも一部ですが実施可能です。
検査のために総合病院を受診しなくてもいいよう、出来る限り診断から治療まで、「家の近くの医療機関で完結する」 ことがコンセプトです。


・血液検査

血液検査は原則外注検査としておりますが、それによりさまざまな項目の測定が可能です。
アレルギー検査やホルモン値の測定なども可能です。
さらに、肺炎ではないか、といった急性期にも対応するため、基本的な項目の測定は院内でも実施できます。
これにより、速やかな診断・治療が可能です。



・エックス線一般撮影(レントゲン検査)

一般的なエックス線検査です。胸部や腹部の撮影が可能です。
注意が必要なのは、乳がん検診で用いられるマンモグラフィーには対応していないことです。
これはさらに特殊な装置と撮影方法が必要なため、こちらでは実施できません。
また、骨折の診断についても、整形外科ではありませんので、対応が難しいことがあります。

胸部XP

・骨塩定量検査(DIP法)

骨塩量の測定にはいくつか方法がありますが、当院は整形外科ではないため、手を測定する方法で対応しております。
脊椎や大腿骨など、ほかの部位での測定や、複数部位での測定をご希望の場合は整形外科への受診をお勧めしております。

骨密度

・CT検査

CT(Computed Tomography)とはコンピュータ断層撮影法の略ですが、エックス線を用いて体の内部を撮影する検査です。
体内の様々臓器を撮影することができますが、CT の特徴として、心臓・大動脈、気管支・肺、肝臓・腎臓、骨などの臓器に関しては、優れた描出能が知られています。
当院では GE社製の16列全身用CTを開設に伴い導入しました。

CT検査

・心電図検査

健診でも基本的な項目として行われる検査です。
心臓の電気的な活動の様子をグラフの形に記録することで、心疾患の診断と治療に役立てるものです。
(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)



・ホルター心電図

日常生活中に 24時間に亘り心電図を間歓あるいは連続的に記録し、通常の安静時心電図には現れない一過性不整脈の検出、狭心症の診断、人工ペースメーカーの機能の判定などに利用します。
同時に、睡眠時の無呼吸などを発見することもできます。
(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)


・負荷心電図

日常労作あるいは運動時に心臓の機能が維持されているか、狭心症発作を起こさないかどうかを判断するために行います。
この検査の目的は、狭心症の診断と、心臓がどこまで運動に耐えられるかの判定、または運動による不整脈の変化の判定です。
カテーテル検査や薬物による治療効果の判定にもなります。
(出典: 日本心臓病学会)


・血圧脈波検査(動脈硬化の検査)

特殊な装置で四肢の血流と血圧を同時測定することで、血管の硬さと動脈硬化の程度を調べます。
当院の装置では、ABI と CAVI の評価が可能です。

ABI: Ankle Brachial Pressure index とは、足関節上腕血圧比と言いますが、足の血圧値を腕の血圧値で割って算出します。
これにより、四肢の動脈の狭窄や閉塞を評価します。
ここで大切なのは同時に四肢を測定するということにあり、1つの血圧計でばらばらに測定しても正確な評価ができません。

CAVI: Cardio-Ankle Vascular Index とは、心臓足首血管指数と言いますが、大動脈を含む心臓から足首までの動脈の硬さを反映する指標です。
動脈硬化が進行するほど高い値となります。
大動脈の進展性の低下は心疾患の発症や予後を規定する因子となることが知られており、早期診断と管理に役立ちます。
検査結果の重要な特徴として、被験者の血圧に影響を受けにくいというものがあります。(出典: フクダ電子)



・超音波検査

一般的にエコー検査と言われるものです。
超音波を対象物に当ててその反響を映像化します。
超音波検査は非侵襲的な検査手法である他に、Ⅹ線画像検査などとは違って超音波検査には被曝の心配がありません。
心臓・腹部・頸動脈・甲状腺・乳腺・下肢静脈などが対象臓器になりますが、CT検査やMRI検査ではわかりにくい病変も、超音波検査でとらえることが可能です。



・肺機能検査(スパイロメトリー)

概要
ぜんそく(喘息)、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、間質性肺疾患をはじめとする、呼吸器の病気が疑われるときや、その状態をみるときに行う検査です。
息を吸ったり吐いたりして息を吸う力、吐く力、酸素を取り込む能力などを調べます。
スパイロメータという機械を用いることが多いですが、詳しく呼吸障害の程度をみる時は、精密肺機能検査用の機械を用いて行います。
鼻から空気が漏れないようにクリップでつまみ、マウスピースという筒をくわえて、検査技師の指示に従って息を吸ったり吐いたりします。


調べられる項目
1. 肺活量:ゆっくりと呼吸して測定します。
ゆっくりと最後まで吐ききったところ(最大呼気位)から、空気をゆっくり胸いっぱい吸い込んだところ(最大吸気位)まで吸える量をみます。最大吸気位から再びゆっくり最大呼気位まで吐ききります。吸った時とほぼ同じ量が吐かれます。性別、年齢、身長から求めた標準値に対して80%以上を正常とします。
肺活量の減る病気:間質性肺疾患、肺線維症など肺が硬くなる場合、後側湾症など胸が変形する病気、呼吸筋力が低下して肺の容積が小さくなる病気など
2. 努力肺活量:胸いっぱい吸い込んだ空気を、できるだけ勢いよく吐いて測定します。最大吸気位から最後まで吐ききるまでの量をみます。
喘息やCOPDなどがあると、ゆっくりと呼吸したときの肺活量より減ります。
3. 1秒量:2.のうち最初の1秒間に吐くことができた空気の量です。
この量が性別、年齢、身長から求めた標準値に比べて少ないときは、気管支が狭くなっている可能性があります。
気管支拡張薬を吸入した前後で測定し、前後の値を比べることもあります。
1秒量が減る病気:COPDや喘息などの病気が考えられます。
4. 1秒率:努力肺活量に対する1秒量の割合で、70%以上を正常とします。
1秒率は喘息やCOPDなどの気道が狭くなる病気を簡便に見つける指標です。
5. 肺拡散能:体の中に酸素を取り込む能力をあらわす指標で、精密肺機能検査用の機械で測定します。
COPDや肺線維症、間質性肺疾患などの病気で低下します。
(出典: 日本呼吸器学会)



・ポリソムノグラフィー(睡眠時無呼吸症候群の診断)

本来は、睡眠時における脳波、呼吸、脚の運動、あごの運動、眼球運動(レム睡眠とノンレム睡眠)、心電図、酸素飽和度、胸壁の運動、腹壁の運動などを記録し、睡眠時の状態を総合的に判断します。
しかし、検査体制や設備の制約などにより現実的には施行することは困難であるため、日常診療の場では、胸壁・腹壁の動き、鼻の気流、血中酸素飽和度などの呼吸状態を検査する簡易診断器を用いて評価します。
当院では提携業者がご自宅へ伺い装置の装着を説明し、ご自宅で検査を受けて頂くようにしています。
検査の結果、睡眠時無呼吸症候群と判断された場合、その治療と機器の管理も対応致します。
睡眠時無呼吸症候群のもっとも重要な治療法は CPAP:Continuous Positive Airway Pressure による呼吸管理ですが、CPAPとは、鼻に装着したマスクから空気を送りこむことによって、ある一定の圧力を気道にかける方法です。
特殊な機器が必要ですが、専門の提携業者が対応致します。



・認知症検査(HDS-R)

現在、認知症患者の数は増加の一方です。
認知症の管理には薬物治療のみならず、自宅での生活状況の把握から介護保険申請やそのサービスの利用など、様々な配慮と検討が必要です。
また、ご家族との情報交換やケアマネージャーとの連携も必要不可欠です。
当院では認知症への初期対応の窓口として、まずは簡単な問診検査を行っています。
ご家族への問診や検査の結果から認知症が疑われる場合には、連携先医療機関の専門医をご紹介し、より詳しい検査を受けて頂き、さらに治療方針の策定まで行って頂きます。
治療方針が定まれば、その継続は当院で行うことも可能です。
これら一連の管理について責任を以って対応しています。


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